hakuhodo+designの産学協同ソーシャルデザインプロジェクト、2010年度グッドデザイン受賞

株式会社博報堂は9月29日、社内プロジェクト「hakuhodo+design」が、2008~09年にstudio-Lと共同で実施した産学協同ソーシャルデザインプロジェクト『震災+design:震災のためにデザインは何が可能か』が、「2010年度グッドデザイン賞」において「グッドデザイン・フロンティアデザイン賞」を受賞したことを発表した。

『震災+design:震災のためにデザインは何が可能か』は、全国44名の大学生が<首都直下型地震発生。約300名が小学校体育館に緊急避難中>という大震災発生時の過酷な環境を想定し、避難所の中で起こりうる水・食糧・医療・人間関係などの課題を解決するデザインを企画したもの。

震災を追体験するワークショップや被災経験者を招いた講評会などを経て練り上げたデザインは、東京・神戸・福岡での報告会で提案。その後、最終成果をまとめた書籍を刊行したほか、2010年6月からは、このプロジェクトの発展形として生まれた新たな産官学民連携のソーシャルデザインプロジェクトが始動しているとのこと。

■リリース
http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2010/20100929.pdf

■関連リンク
博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/
震災+designプロジェクト
http://www.h-plus-design.com/1st-earthquake/