日本アドバタイザーズ協会、WHOの子供向け番組への出稿規制など受け講演開催

社団法人日本アドバタイザーズ協会(JAA)は、WHOによる子供へのマーケティング活動への勧告を受け、講演「児童・青少年を対象とした広告・マーケティング活動の危機」を10月22日に開催する。

現在、世界各国では、「非健康的(と判断された)飲食料品による児童肥満」と「携帯/PCなどによる青少年の個人情報収集」などが問題となっている。とりわけ児童肥満の一因とみなされた飲食品について、広告・マーケティング活動が非常に厳しく制限されており、食玩・キャラクター使用の禁止、子供向け番組への出稿や一定の時間帯のTVCMの禁止など、厳しい法規制が一部の国で審議または導入されている。一方、WHOでは5月に子供へのマーケティング活動について加盟各国に対する勧告を行っており、今後日本でも何らかの影響が出ると見られている。

そこで、今回WFA(World Federation of Advertisers:世界広告主連盟)の本件責任者であるWill Gilroy氏が、この問題の背景、広告主側の代表としてのEU、WHO等との協議やロビー活動の内容、WHOの勧告の内容、規制強化が進むグローバル市場の状況、日本が今後どのように対応すべきか等について講演を行う。
講演は2010年10月22日15~17時に「ベルサール八重洲3階会議室」で行われ、参加費は5,250円(税込)。150名の先着順となる。

■リリース
http://jaa.or.jp/pdf/101022_kokusai.doc

■関連リンク
社団法人 日本アドバタイザーズ協会
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