スターツ出版、増収増益 ネットメディア「オズモール」の売上が対前年27.4%増

スターツ出版株式会社は、平成22年12月期第2四半期決算を発表した。

売上高:16億9,800万円(対前年同期比 9.1%増)
営業利益:8,800万円(同 152.5%増)
経常利益:1億500万円(同 84.1%増)
四半期純利益:6,400万円(同 112.6%増)

女性向けのオズマガジンやオズモール、若年層に人気のケータイ小説の発行、地域情報のフリーペーパーの発行などを中心に事業展開を行った結果、増収増益となった。

事業セグメント別の業績は、以下のとおり。

<雑誌事業>
広告掲載の売上は景気低迷の影響を受けて減少した一方、昨年から発行を開始した「ケータイ小説文庫シリーズ」が確実に売上を伸ばし、売上高7億3,700万円(対前年同期比 1.4%減)となった。

<インターネット事業>
女性向けウェブサイト「オズモール」における「オズのプレミアム予約」の掲載施設数が年々増加し、ユーザーのリピート率も高く、手数料事業として堅調に推移。売上高は6億3,800万円(前年同期比 27.4%増)となった。

<地域情報紙事業>
地元の街に密着した飲食店の情報をクーポンとして掲載する営業活動を継続して行い、発行エリアを拡大してきたが、全体的な景気低迷の影響もあり、売上としては昨年同期と比較してわずかながら減少。一方で、販促物の制作請負においてはデザイン力を向上させ、外部への積極的な営業活動を継続して行ってきた結果、地域情報紙事業の売上高は3億2,200万円(前年同期比 4.7%増)となった。