東北新社、売上対前年7.8%減 CM制作とSP部門が減収 23年1Q

株式会社東北新社は、平成23年3月期第1四半期決算を発表した。

売上高:135億6,700万円(対前年同期比 7.8%減)
営業利益:16億5,100万円(同 11.5%増)
経常利益:17億5,800万円(同 8.3%増)
四半期純利益:9億7,100万円(同 29.4%増)

主要なセグメントの業績は、以下のとおり。

<制作関連事業>
売上高:77億5,400万円(対前年同期比 7.6%減)
営業利益:15億7,500万円(対前年同期比 14.2%増)

CM制作部門およびセールスプロモーション部門が減収だったが、コストの効率化と一般管理費の抑制により増益となった。ポストプロダクション部門は概ね前年並みに推移。

<放送関連事業>
売上高:26億7,700万円(対前年同期比 3.2%増)
営業利益:6億4,300万円(対前年同期比 9.7%減)

株式会社囲碁将棋チャンネルの業績を取り込んだことにより増収となったが、関連チャンネルの編成強化のための費用増により営業利益は前年実績を下回った。

<映像関連事業>
売上高:21億2,200万円(対前年同期比 19.3%減)
営業利益:▲1億6,600万円(前年同期は8,300万円の損失)

テレビ配給部門の売上が減少したが、放映権償却額が減少し営業損失はほぼ前年並みに推移。日本語版制作他は概ね前年並みに推移した。