日本テレビ、売上対前年で5.5%増 22年度1Q

日本テレビ放送網株式会社は8月13日、2010年度第1四半期(2010年4月1日~2010年6月30日)報告書を公開した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   : 728億5400万円 (前年同期 690億8600万円)
営業利益  : 81億4600万円 (同 47億1900万円)
経常利益  : 124億6100万円 (同 60億7600万円)
四半期純利益: 73億5300万円 (同 38億7500万円)

コンテンツビジネス事業において、スポットセールスが持ち直したことなどにより、前年同四半期に比べ37億6800万円(+5.5%)増収の728億5400万円となった。費用の面では、売上原価と販売費及び一般管理費を合わせた営業費用は、「2010FIFAワールドカップ 南アフリカ大会」の放送に伴う番組制作費の増加やスポットセールスの回復に伴う代理店手数料の増加はあったものの、全ての費用項目においてコストコントロールを徹底したことにより、前年同四半期に比べ3億4000万円(+0.5%)の増加にとどまり、647億800万円。この結果、営業利益は前年同四半期に比べ34億2700万円(+72.6%)増益の81億4600万円となった。投資事業組合運用益を計上したこと及び関連会社の業績回復により持分法による投資利益が増加したことなどにより、経常利益は前年同四半期に比べ63億8400万円(+105.1%)増益の124億6100万円となり、四半期純利益は前年同四半期に比べ34億7700万円(+89.7%)増益の73億5300
�万円となった。
タイムセールスは、「2010FIFAワールドカップ 南アフリカ大会」などの単発番組による収入があったものの、レギュラー番組枠での収入が落ち込んだため、263億8300万円となった。スポットセールスは、スポット広告費の地区投下量が増加するなど、市況が回復傾向にあり、また、在京5局間でのスポット売上のシェアがアップしたため、261億3600万円となった。通信販売では、通販特別番組による売上が好調に推移、コンテンツビジネス事業の売上高は、716億4400万円だった。

■リリース
http://www.ntv.co.jp/ir/data/pdf/valuable_securities_015.pdf

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