博報堂DYH、22年3月期 1Q決算 マスメディア取引低調で純損益が拡大

株式会社博報堂DYホールディングスは8月5日、2011年3月期 第1四半期の連結業績(2010年4月1日~2010年6月30日)について決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   : 2123億9700万円 (前年同期比 0.9%減)
営業利益  : △17億5700万円 (前年 △20億4600万円)
経常利益  : △9億1100万円 (前年 △14億7600万円)
四半期純利益: △23億1000万円 (前年 △17億8200万円)

売上高は前年同期の水準に至らず、経常損益は、持分法投資利益等が増加したものの、9億1100万円の損失。これに投資有価証券評価損16億6900万円を特別損益として加味した税金等調整前四半期純損益は、前年同期から8億5200万円減少し、25億4200万円の損失となった。税金等を控除した四半期純損益は、前年同期から5億2800万円減少し、23億1000万円の損失となった。
売上高を種目別にみると、テレビ広告はスポット出稿が堅調に推移して前年同期を上回ったものの、マスメディア取引全体では前年同期を下回る結果となった。一方、非マスメディア取引はインターネットメディアやアウトドアメディア向け出稿等が前年同期を上回ったものの、非マスメディア取引全体では前年同期を下回った。
得意先業種別に見ると、「飲料・嗜好品」「官公庁・団体」「食品」等が堅調に推移。売上構成比の高い「自動車・関連品」「情報・通信」は、前年同期を下回ったものの、減少幅は縮小した。

■リリース
http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/ir/library/sfr/HDYir100805_01.pdf

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