NHK平成21年度決算。4年連続増収も事業収支差金は減少

NHKは6月22日、2009年度決算(単体)を発表した。4年連続で増収となったが、地上デジタル放送完全移行に向けた対応経費の増加により、事業収支差金は124億円で前年度と比べ151億円(55.1%)減少した。
事業収入は、受信契約の増加などで前年度比(以下同)54億円(0.8%)増の6,699億円。その大半を占める受信料収入は56億円(0.9%)増の6442億円だった。09年度末の受信契約件数は23万件増の3.685万件で、衛星契約は69万件増えて1,456万件。このうち未収件数は12万件減って231万件となった。
事業支出は206億円(3.2%)増加し、6,575億円。国内放送費は20億円(0.7%)増え2,746億円、受信対策費は61 億円(381.8%)増え77億円となった。

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