中広(名証セントレックス)、中期経営計画を発表 広告会社からメディア企業への業態転換を加速、東証2部上場を目指す

岐阜拠点の広告代理店である株式会社中広は、平成23年3月期から平成25年3月期までの中期経営計画を発表した。平成24年3月期までの売上高を38億円から48億円に、経常利益を9,000万円から1億6,600万円に、当期純利益を8,000万円から1億 6,000万円に目標設定し、平成25年3月期までの売上高を58億円に、経常利益を4億円に、当期純利益を2億4,000 万円に目標設定している。
経営ビジョンとしては、自ら媒体を発行するメディア企業へと業態転換を加速し、平成25年3月期までにフリーマガジンの『地域みっちゃく生活情報誌』の発行部数250万部を目指す。また、同社は平成19年2月に名古屋証券取引所セントレックス市場に上場しているが、全国展開を視野に入れて東証2部への上場を目指し、今回の中期経営計画をその準備期間と捉えている。
経営方針としては、フリーマガジン『地域みっちゃく生活情報誌』とその編集ノウハウを広告主に提供する『編集キッチン』『イベントセミナー事業』『通信販売事業』、地域みっちゃく生活情報総合ポータルサイト『フリモ』(furimo.jp)を中心としたIT事業の5本の柱でメディア企業を目指し、クリエイティブ本部の充実およびで提案型企業を目指すとしている。さらに、平成25年3月期までに『フリモ』の登録会員数を10万人に、提携店舗数を1万店までに伸ばす予定。

■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120100715065435.pdf