大日本印刷と凸版印刷、「電子出版制作・流通協議会」を設立　電通が準備事務局を務める

大日本印刷株式会社（DNP）と凸版印刷株式会社は7月9日、電子出版制作・流通関連事業者による協議会の設立を発表した。
「電子出版制作・流通協議会」の名称のもと、任意団体としてスタート。DNPと凸版印刷が発起人となり、電子出版ビジネスの発展に関心があり、設立趣旨に賛同する企業の参加を広く募る。
株式会社電通が設立準備事務局を務める。「日本の電子出版ビジネスの成長と健全な発展のための環境の整備」を目指し、設立趣旨として「知的基盤整備に向けた国家戦略への参加と協力」「電子出版市場創造や事業投資環境の整備」「電子出版制作・流通ビジネスにおける日本モデルの確立と進化」の3点を掲げている。
具体的には、電子出版ビジネスの発展に必要な課題の整理と検証、配信インフラ基盤に関わる問題とその解決、市場形成における検証や電子出版振興に関わる提言等、出版関連団体や権利者および行政機関との連携をはかることにより、電子出版の発展に貢献する活動を目指す。
設立は7月27日で、第一回総会を東京・九段会館で同日に開催する。

■リリース

http://www.dnp.co.jp/news/1216063_2482.html

■関連リンク
電子出版制作・流通協議会
http://www.aebs.jp/