博展、2010年３月期通期決算と次期の見通しを発表、市場環境の悪化を受け、売上高前年比3.1％減

株式会社　博展は、2010年３月期通期決算説明(2009年4月～2010年3月）および、
2011年３月期業績予想、今後の事業戦略を含む資料を発表した。

2010年３月期通期決算は、

売上高　34億5500万円　（前事業年度比3.1％減）
営業利益　▲1億3700万円　（前期は1億6600万円の黒字）
経常利益　▲1億4600万円　（同1億5500万円の黒字）
当期純利益　▲1億9700万円　（同7400万円の黒字）

売上高減の理由としては、市場の収縮により企業間競争が激化。販売価格の低下を余儀なくされたこと、また積極的な人材投資（新卒採用）に伴う人件費の増加といった販売費及び一般管理費の増加、貸倒引当金繰入額の計上などが主な原因となっている。

なお2011年３月期業績予想として、売上高39億円（前事業年度比12.8％増）、営業利益3000万円、経常利益2000万円、当期純利益1500万円（すべて黒字）という数字をあげており、今後は経営基盤の強化を基本に、①販売チャネルの増加②生産性の向上③クロスセールスの実施④人材育成の強化を行い、収益体質を構築、業績回復と再成長への道筋を作っていく。