リクルート、減収減益 50期にして業績開示以来初

株式会社リクルートは、平成22年3月期(50期)の決算を発表した。

売上高 7933億2900万円 (前年同期比 26.8%減)
営業利益 715億1300万円 (同 36.8%減)
経常利益 710億1000万円 (同 36.9%減)
当期純利益 280億2100万円 (同 901.8%増)

人材採用広告での低単価商品の開発や、商品の統廃合、業務の内製化、営業や制作プロセスの見直しに取り組んだものの、人材採用広告での大幅な需要減により、減収・減益となった。
人材採用広告領域の連結営業収益は796億4800万円(前期比51.6%減)。

前期比で増加したのは、「ゼクシィ」を展開する結婚領域の490億2200万円(前期比0.8%増)、主力のネット商品「じゃらんnet」などを展開する旅行領域の393億5900万円(前期比7.7%増)の2領域のみとなり、その他については軒並み減収となった。