2008年のデジタルサイネージ国内市場規模は649億円。富士キメラ総研が市場調査を発表。
市場調査会社の富士キメラ総研は、デジタルサイネージの市場調査<今後の急拡大が予測される『デジタルサイネージ市場』の徹底調査>を発表した。
デジタルサイネージ活用増加の背景として、近年のブロードバンド普及などインフラの整備や、液晶・プラズマディスプレイといった薄型/大画面モニターの製品、システム面でコンテンツ制作・配信が可能な安価な製品投入が増加していることを挙げている。
現在は施設や店舗でのインフォメーションの表示や販促の利用が主だが、今後は映像媒体として、テレビ・新聞などに次ぐ新たな「広告媒体」としてのビジネス拡大が期待される、としている。
2008年のデジタルサイネージ国内市場規模は約649.1億円の見込みで、2008年以降は「映像広告」としてのビジネスモデルが増加傾向にあり、今後も拡大が期待されている。