グリー、売上高対前年期比176%増の242億円 平成22年6月期第3四半期決算を発表

グリー株式会社は、平成22年6月期第3四半期決算を発表した。

売上高:242億9100万円 (対前年期比 176.0%増)
営業利益:142億8300万円 (同 149.3%増)
経常利益:142億9100万円 (同 150.9%増)
四半期純利益:83億9100万円 (同 175.4%増)

SNS「GREE」においては、ユーザー数の拡大、収益基盤の確立・強化に取り組み、大手通信事業者との連携やTV-CM 放映等によるプロモーションに取り組んだ。その結果、平成22年3月末には「GREE」のユーザー数がモバイル・PC合計で1843 万人に達した。
収益基盤の確立・強化に向けては、ソーシャルゲームの特性を活かしたオリジナルのタイアップ広告を推進した。
今後、同社は設備投資や人員増強をはじめ、経営基盤の強化にも積極的に取り組む。ユーザー数の拡大に向けては、大手通信事業者との連携や多様なプロモーション手法を用いた広告宣伝活動の展開する。同時に、収益基盤の確立・強化に向けて、ソーシャルゲームの新規投入やコンテンツの利用拡大に向けた施策の展開及び月額課金メニューの拡充を推進することで、有料課金収入の拡大及び安定化を図る。また、広告メディア収入については、サービス規模の順調な成長に伴う広告媒体価値の向上を背景に、新規広告主の開拓を推進する。一方、費用については、主に広告宣伝費、トラフィックの増加に伴うサーバー賃借料、有料課金収入の拡大に伴う支払手数料、人件費の増加、サービスの拡充に伴う外注加工費の増加等を見込む。