電通、小学生の本音を調査 「子ども自身が答えるインターネット調査手法」を実施

株式会社電通は、株式会社電通リサーチと共同でビジュアルを活用し、子ども自身の本音を引き出す「どっちカード」インターネット調査手法を開発し、小学生600名を対象に、6月に給付される子ども手当の使い道として想定される「教育」「ファッション」「レジャー」に関する調査を実施した。また同社は、インターネット調査を実施するための小学生調査パネル「子どもの本音ネット」を整備した。パネル総数は約1万人で、課題に応じて、長子や末子、兄弟人数、エリアを絞って抽出することができる。

【主な調査結果】
勉強・習い事のホンネ
・「英語を習いたい」が過半数。
・ダンス、サッカー、野球は「自分が好き」な習い事だが、勉強系はしかたなくやっている。

おしゃれのホンネ
・女子が大好きな「キラキラ系の服」は、男子からの人気はいまひとつ。
・高学年の女子は、ストリート系ファッションの男子が気になり始める。

遊び・レジャーのホンネ
・「山より海が好き」は7割を超える。
・行ってみたい国の1位は「アメリカやその周りの国」。高学年になるほど「ヨーロッパの国」が増える。
・男子は「スポーツカー」、女子は「ミニバン」が好き。
・男子の3分の2がサッカー派。高学年になるほど野球派が増加し6年生では半々に。

友達のホンネ
・「やさしい男子」は女子にモテる。「おもしろい男子」は男子に好かれる。
・高学年になると男子には「顔がかわいい女子」が、女子には「おもしろい女子」が人気。

食事のホンネ
・高学年の女子は、ごはんを家で食べたい。
・低学年は「ジュース」が好きだが、高学年になると男子は「炭酸」、女子は「お茶」が好きになる。