英タイムズとザ・サンデー・タイムズ、6月から電子版閲覧を有料化 広告収入の落ち込みを補う

英メディア大手のニューズ・インターナショナルは、6月から傘下の英紙タイムズとザ・サンデー・タイムズの電子版を有料化すると発表した。両紙の電子版は5月に2つに分かれて開設される予定で、利用料金は1日当たり1ポンド(約138円)で、1週間では2ポンド、年間では150ドル(約1万4000円)。新聞購読者は無料で閲覧できる。
親会社の米ニューズ・コーポレーションは、傘下新聞の電子版を全て有料化すると表明しており、広告収入の落ち込みを電子版の購読収入で補う動きが加速している。