セプテーニHD、第1四半期決算 ネット広告事業の売上4.1%減

株式会社セプテーニ・ホールディングスは、平成22年9月期第1四半期の連結業績を発表した。

売上高     79億8800万円 (対前年同期比 8.3%減)
営業利益    2億4800万円  (同 59.6%増)
経常利益    2億1700万円  (同 168.4%増)
四半期純利益  6500万円   (同 214.2%増)

各事業において減収となったが、売上総利益率の改善や販売管理費の抑制等により、DM事業を除く全事業の営業損益が改善し大幅な増益となった。

主力のネット広告事業においては、付加価値の高いウェブソリューション分野(SEOやサイト構築等)を拡大。
成長市場であるモバイル広告分野では、グループ体制の強化を図り、取扱高を伸長させた。
その結果、売上高は65億9800万円(前年同期比4.1%減)、営業利益は2600万円(前年同期比15.4%増)となった。

インターネット関連事業は、既存会員の退会率が下げ止まらず、会員数及び売上高は減少傾向にあるが、販売管理費等の経費抑制に努めたことで損益面は改善し、売上高は5億5600万円(前年同期比21.2%減)、営業利益は3900万円(前年同期は営業損失900万円)となった。

DM事業は、需要の縮小が続いており、売上高は5億5700万円(前年同期比14.9%減)、営業利益は4800万円(前年同期比 26.9%減)となった。