読売is、2009年12月の折込広告動向を発表 折込枚数の減少幅狭まり1ケタ台に

株式会社読売インフォーメーションサービスは、2009年12月の折込広告動向を発表した。
首都圏全体の折込広告枚数は530.4枚、前年比はマイナス3.9%だった。
2007年9月から28ヶ月連続で前年比マイナスとなったが、減少幅は1ケタ台となり、2009年1月以降では最も小さくなっている。

地区別動向は、都内(▲1.2%)、都下(▲0.8%)、神奈川(▲1.8%)、埼玉(▲6.6%)、千葉(▲8.2%)となり、全地区が減少した。

業種別動向は、金融・保険業(+9.3%)と教育・教養事業(+2.7%)は前年から増加しているが、主力3業種の小売業(▲2.5%)、サービス業(▲5.1%)、不動産業(▲16.0%)は減少。
小売業のマイナスは小幅に止まった。
サービス業は、9月を除いて1月から11月まで1割以上減少し続けたが、12月は1ケタ台の減少に止まった。
不動産は減少幅が小さくなったものの、2ケタ台の減少が続いている。