角川グループHD、平成22年3月期第3四半期決算 カスタムマガジンやノベルティ用冊子が健闘
株式会社角川グループホールディングスは、平成22年3月期第3四半期決算を発表した。
売上高 990億1400万円 (前年同期比 7.1%減)
営業利益 28億7400万円 (同 6.7%増)
経常利益 31億2200万円 (同 5.5%減)
四半期純利益 5400万円 (前年度 純損失34億7500万円)
事業の種類別営業利益・損失
出版事業 利益 44億3900万円
映像事業 損失 7億5700万円
クロスメディア事業 利益 1億7900万円
その他事業 損失 1億5400万円
クロスメディア事業(情報系雑誌・ウェブサイト・デジタルコンテンツ制作)の雑誌広告収入の減少に回復の見込みはなく、エリア情報誌の収支に影響を与えている。
一方で、カスタムマガジンやノベルティ用冊子が健闘し、売上・利益の下支えとなっている。
広告市場の落ち込みは厳しいが、主力となる紙媒体の情報発信力・収益力を強化しながら、新しいメディアを活用した収益モデルの構築に努め、街情報誌においては、エリアウォーカーの版型変更や地域情報の充実等編集内容刷新を行う。