セントレックス上場の中広、赤字転落。フリーマガジン事業好調も、利益伸びず。

 フリーマガジンを主力事業とする岐阜の広告代理店、中広は平成21年3月期 第2四半期決算短信を発表した。
売上高は2,250百万円(前年同月比4.4%増)、売上総利益は710百万円(同0.7%減)、営業損失0百万円(前年同期18百万円の利益)、営業損失3百万円(前年同期12百万円の利益)となった。

通期の見通しでは、経常利益は対前期63.2%減の35百万円、純利益でマイナス28百万円としている。

今四半期、フリーマガジン事業では、生活情報誌を新たに3誌発行するなど、活発な動きを見せていた。
フリーマガジン事業のみの売上高は525百万円と、前年同期比26.3%増となり好調。
一方で広告SP事業においては、柱であったハウジング業界からの受注が減り、売上高はマイナス。
加えて、原油高騰による原材料費の値上げがフリーマガジンなどのコスト増につながっている。