テレビCMなど映像制作のTYO、グループ統合へ 寡占進むか
テレビCMなど制作などの映像制作を手がける株式会社ティー・ワイ・オーは、TYOグループを統合すると発表した。
対象となるのは、同社の連結子会社18社。
海外子会社1社と孫会社5社、国内孫会社3社、製作委員会2組合、株式会社円谷プロダクション、株式会社コラボ、株式会社ルーデンスを除く。
広告主による広告費削減を受け、テレビCM制作費削減やテレビ番組の延期・中止が相次ぐ中、グループ企業を統合することで固定費や法人税などのコストを削減。
さらに制作の効率化を図り、ワンストップで制作を請け負える体制を構築する一方で、制作コストをさらに圧縮することを狙う。
映像制作は案件が大手に集中しており、今回のTYOグループ統合によりさらに寡占化が進むものとみられる。