オリコン、WEBメディア事業・モバイル好調。雑誌事業は「キッズスタイル」休刊響き売上高7.8%減。
オリコンは第2四半期決算短信を発表。
売上高は子会社2社(フランクリン・ミント株式会社、ORICON CNS INC.)が連結除外になったことなどを主な要因として、前年同期比18.2%減の2,433百万円。
尚、WEB広告と着うたフル(c)の売上が好調で、連結除外だった2社の売上高を除いて比較すると、売上高は131百万円増加している。
利益では、同様にWEB広告と着うたフル(c)などの増益で、営業利益228百万円(前年同期比204.9%増)、経常利益156百万円(前年同期比938.9%増)を計上し、大幅な増益。
主力事業であるメディア事業の中で、成長著しいのがWEB広告。
「Yahoo! JAPAN」へのエンターテインメント系ニュース提供の強化、平成20年5月からの「mixi」へのニュース提供の開始により、グループサイトへのユーザー誘導が促進されたことなどにより、平成20年9月度のPC向けサイトの月間ユニークユーザー数が1,180万5千人となり、過去最高となった。
一方で、雑誌事業については、キッズファッション誌「キッズスタイル」を平成19年10月発売号をもって休刊したことを主な要因として、売上高は前年同期比54百万円減(7.8%減)となった。
4マス媒体の落ち込みと、ネットをはじめとした4媒体以外の伸びが明確となった。