博報堂、経済状況意識調査「経済気分2010」発表 来年への展望、昨年末に比べて好転

博報堂生活総合研究所は、11月末に実施した「世の中」と「身の回り」の経済状況についての意識調査「経済気分2010」の結果をまとめた。
そこからは、「世の中の景気」「自分自身の生活」ともに、‘来年度は好転‘への期待感がうかがえる。

2009年の経済状況に関する評価では、「世の中の景気」については昨年とほとんど変わらず、景気実感は2年連続で厳しい評価に、また「自分自身の生活(月収、ボーナス、こづかいなど)」については昨年と比べさらに悪化、「悪かった」という人が「良かった」という人の4倍に達しており、比較可能な2004年以降最悪の評価となった。

しかしながら2010年への展望では、「世の中の景気」「自分自身の生活」に対する展望はいずれも昨年末に比べて好転しており、生活者の期待感がはっきりと表れている。

この調査は2009年11月下旬、首都圏の18 歳~75 歳までの男女328 人を対象に行った。