TBS、テレビ番組と連動したデスクトップアプリケーション Twitterなどにも対応
TBSグループの株式会社TBSディグネットは、TBSグループの地上波テレビ、ラジオ、BSなどの放送コンテンツの強みを生かし、デジタル領域へのコンテンツ配信を支援する「TBSd」の提供を開始すると発表した。
「TBSd」は、番組オリジナルのデスクトップアプリケーションを統合するプラットフォームの名称。
「情報と視聴取者とのリアルタイムな繋がりづくり」、「非放送系の各種プラットフォーム対応」、「視聴取者との新たなオンライン接点の確保」といった3つの特徴を持ち、TBSグループの持つコンテンツを更新性が高い状態で様々なプラットフォームへと配信して、そこから発生するユーザーの接触を新たなビジネスに結びつけるというもの。
今回配布を開始したのはβ版。
まず第一弾として、TBSラジオ「小島慶子キラ☆キラ」、BS-TBS「世界・夢列車に乗って」、そしてクラシック専門デジタルラジオのOTTAVAを配信、第二弾として今月21日からはTBSテレビ「女神サーチ」を予定している。
また、それぞれの番組と連動したデスクトップアプリケーションも公開・配信する。
各番組アプリケーションは話題のtwitter機能や予告動画の配信、投稿機能などを備え、番組企画とインタラクティブに連動するものとなっている。
なお、配信する番組コンテンツは、来年度(2010年度中)にはTBSのグループメディア内で20番組程度を予定。
「TBSd」は今後、mixiアプリやfacebookなどネット向けのアプリケーション、iPhoneに代表される”MID”端末などへの配信も想定しているという。