セーラー広告、穴吹工務店倒産で最終損益1億2900万円の赤字見通し 役員報酬減額も

四国の広告代理店、セーラー広告は平成22年3月期連結業績予想を下方修正した。
穴吹工務店倒産による広告受注減、特別損失の発生等により売上、利益が大幅に減少した。

売上高 96憶円 (前回発表から ▲8億6000万円)
営業損益 ▲2100万円 (同 ▲2億1300万円)
経常利益 500万円 (同 ▲2億600万円)
当期純損益 ▲1億2900万円 (同 ▲2億2900万円)

業績見通し修正と同時に、セーラー広告の穴吹工務店に対する債権について追加の発表をした。
売上債権として、売掛金が5300万円、受取手形2900万円、合計8200万円。
同社保有の穴吹工務店に対する評価損として1億900万円。

また同社は、役員報酬の減額を発表。
平成21年12月から平成22年5月までの期間、下記の通り報酬の減額を行う。

代表取締役社長 報酬月額の15%を減額
専務取締役 報酬月額の12%を減額
取締役 報酬月額の10%を減額
監査役 報酬月額の 5%を減額