博報堂プロダクツ、クラウドを使って広告・販促物の制作を管理

株式会社博報堂と博報堂の100%子会社である「株式会社博報堂プロダクツ(以下、博報堂プロダクツ)」は4日、クラウドコンピューティングを使って広告・販促物制作の業務プロセスを最適化する「Production Cloud(プロダクションクラウド)」を開発、サービスを開始したと発表した。

「Production Cloud」は、WEBブラウザ上で新聞・雑誌広告、中吊り広告、チラシ、ポスター、店頭POP、取扱い説明書等の制作進行から在庫・配送管理に至るまでの広告・販促物制作業務プロセス全体を一元的に把握し、管理することができるサービス。

博報堂プロダクツの制作管理ノウハウが反映された業務支援系の各種アプリケーションから必要な機能だけを自由に取捨選択し、既存のインフラと連携させる等の部分的な開発にも対応することが可能。

また、企業向けクラウドコンピューティング大手のセールスフォース・ドットコム社が提供するクラウド型開発プラットフォーム「Force.com」をもとに開発しているため、セキュリティ、稼動性にも優れるだけでなく、従来型のシステムと比較して導入費を大幅に低減することができる、としている。