博報堂、「夫婦間メール調査」 シニアでもメールコミュニケーションが40%台
博報堂生活総合研究所では、2009年3月に「夫婦間メール調査」を実施、11月22日の“いい夫婦の日”を前に、夫婦間コミュニケーションに関する分析を行った。
夫婦間のコミュニケーションで利用する情報機器は、1位「(電話の)通話」(80.6%)、次いで「メール」(73.3%)と、7割以上が夫婦間でメールを利用していた。
特に夫20代、妻20・30代では、「通話」を抑えて「メール」がトップに、シニア層でも、夫60代49.5%、妻60代41.5%が「メール」でコミュニケーションをとっていることが明らかとなった。
利用頻度としては、最も多かったのが「ほぼ毎日」(40.3%)、次いで「週に2~3回程度」(29.3%)、「週に1回程度」(14.1%)と続き、連絡する内容は、1位「帰宅時間」(77.1%)、2位「お使い(買い物)など日常的なお願い」(50.8%)、3位「食事の必要有無」(48.3%)と日常生活の簡単な連絡事項が上位を占めた。
また、文字情報以外に利用されている素材としては「絵文字」が62.7%と最も利用率が高く、すべての性・年代でトップとなった。
この調査は、夫婦間コミュニケーションの特徴を把握することを目的とし、全国47都道府県の20代から60代の計2,000名(夫1,000名・妻1,000名)を対象に実施した。