博報堂、10月の消費意欲指数を発表、3ヶ月ぶりに前月超えも6ヶ月連続前年割れ

 株式会社博報堂は5日、今年9月に調査した2008年10月の「消費意欲指数」の結果を発表。同月の消費意欲は、前月より1.3ポイント増加し、51.4点という結果。

 同調査は、一般生活者を対象として、消費意欲が最高に高まった状態を100点とし、翌月の消費意欲を数値化したもの。月別の消費を占う先行指標として93年より調査を実施している。

 男女別の数字では、男性が先月比0.4ポイント減の46.4点、女性が3.0ポイント増の56.4点。男性は先月に続き前年割れで、10月としては過去2番目の低さ。これは金融危機や株安、企業業績の悪化等が心理的に強い影響を与えた模様。

 一方、女性は3ヶ月ぶりに前月を超えたが、全体の指標と同様、2002年以来5ヶ月連続の減少となり、「節約、我慢という気持ちは相変わらず強い」と同社では分析している。

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