TBS四半期決算、売上増も減収減益、来春持ち株会社体制へ移行
株式会社東京放送は5日、平成21年3月第2四半期の決算短信を発表した。
これによると、同期の累計売上高は1784億900万円(前年同期1588億6100万円)、営業利益97億7800万円(同108億6700万円)、経常利益113億3400万円(同124億5900万円)、純利益46億7500万円(同69億600万円)。
景気の陰りが一層顕著ななか、テレビ・ラジオとも広告市況は低迷が続いており、テレビ部門の営業収入については、北京五輪やスポーツの大型企画のタイムセールスによって売上を一部で伸ばしたものの、前年実績には届かず、スポット収入も前年割れ。「赤坂サカス」でのイベントやスタイリングライフ・ホールディングスの買収なので、全体としての売上高は伸ばしたものの、減収・減益となった。
また同日、平成21年4月1日付けで、認定放送持ち株会社体制への移行に伴い、会社分割及び商号を変更することも発表。同日付で株式会社東京放送ホールディングスに変更される。
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