電通グループ、2025年12月期決算は増収減益 利益面はいずれも赤字幅が拡大

株式会社電通グループは、2025年12月期通期の連結業績(2025年1月1日~2025年12月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
収益    :1兆4352億4500万円(前年同期比 1.7%増)
営業利益  :マイナス2892億1200万円(前期 マイナス1249億9200万円)
税引前利益 :マイナス3067億8900万円( 同 マイナス1397億5900万円)
親会社の所有者に帰属する当期利益:マイナス3276億100万円( 同 1921億7200万円)
 
売上総利益のオーガニック成長率は0.5%だったが、2024年7月に譲渡取引が完了したロシア事業の業績が前期に計上されていたため、売上総利益は前期比0.3%減となった。調整後営業利益は同2.1%減、オペレーティング・マージンは同40bps減だったが、法人所得税の減少により、親会社の所有者に帰属する調整後当期利益は同0.7%増となった。

また、減損損失の計上などにより、営業損失は2892億1200万円(前期は営業損失1249億9200万円)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は3276億100万円(前期は当期損失1921億7200万円)となっている。
 
セグメント別に見ると、「日本」はインターネット広告をはじめとするマーケティング事業、ビジネス・トランスフォーメーション(BX)、デジタル・トランスフォーメーション(DX)が成長。売上総利益のオーガニック成長率は6.2%、売上総利益は4955億9200万円(前期比6.2%増)となった。人財リソース強化による人件費の増加はあったものの、トップラインの伸長などにより、調整後営業利益は1211億500万円(同6.1%増)、オペレーティング・マージンは24.4%(前期は24.5%)となっている。

このほか「Americas(米州)」「EMEA(ロシアを除くヨーロッパ、中東及びアフリカ)」「APAC(日本を除くアジア太平洋)」セグメントは、いずれも売上総利益のオーガニック成長率がマイナスとなった。
 
 
■リリース
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4324/tdnet/2762063/00.pdf