ジェイフロンティア、2026年5月期1Q決算を発表 営業・経常利益は赤字縮小

ジェイフロンティア株式会社は、2026年5月期第1四半期の連結業績(2025年6月1日~2025年8月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :50億円(前年同期比 7.9%減)
営業利益  :マイナス1700万円(前年同期 マイナス3400万円)
経常利益  :マイナス400万円( 同 マイナス4300万円)
四半期純利益:マイナス3600万円( 同 マイナス3400万円)
 
メディカルケアセールス事業の医薬品のD2C(EC・通販)では、主力商品である防風通聖散や防已黄耆湯錠SX等の生漢煎®シリーズの漢方(第2類医薬品)の売上が業績を牽引しているものの、一時的な原料不足により広告投資を抑制したことで、売上高及びEBITDAが前年同期比で減少した。

同事業のオンライン診療・オンライン服薬指導・医薬品の宅配をワンストップで提供するプラットフォーム「SOKUYAKU」は、前期に実施したシステム利用料の価格改訂により利用単価が向上し、収益性の改善が進んでいる。

さらに、健康経営を推進する法人向けの福利厚生サービス「SOKUYAKUベネフィット」の導入企業は全国に広がりを見せ、導入企業数も増加している。これらの結果、セグメント売上は12億7862万円(前年同期比19.7%減)となった。
 
ヘルスケアセールス事業は、前期に引き続き広告効率を重視した顧客獲得戦略を継続したことにより、売上高が前年同期比で減少。一方で定期通販顧客の継続率が良好に推移し、EBITDAは前年同期比で大きく増加した。その結果、セグメント売上高は14億1191万円(同11.9%減)となっている。
 
ヘルスケアマーケティング事業においては、主にヘルスケア関連のD2C事業者に向けた著名人のキャスティング等によるブランディング支援、テレビショッピングをはじめとするライブコマースを活用したマーケティング支援、ダイレクトメール(DM)マーケティング・物流業務などのBPOサービスが業績に貢献。セグメント売上高は23億997万円(同3.5%増)となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120251015573798.pdf