ティーライフ、2025年7月期決算を発表 純利益は前期比12.1%増

ティーライフ株式会社は、2025年7月期通期の連結業績(2024年8月1日~2025年7月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
売上高  :115億200万円(前年同期比 11.5%減)
営業利益 :4億5600万円( 同 17.2%減)
経常利益 :4億5300万円( 同 19.7%減)
当期純利益:3億5800万円( 同 12.1%増)
 
ウェルネス事業では、テレビショッピング向けの販売において主力のヘルスケア商品に注力したほか、寝具等の新商品拡販に努めた。また、実店舗向け販売では各卸先に対しオリジナル商品の提案営業を推進し、カタログ通販・EC分野では、顧客開拓の効率改善と販促規模・事業運営コストの適正化、ECモールでの拡販に取り組んだ。

そのほか、米国向けEC事業や国内外の新規卸売先開拓といった今後の成長領域に積極的に投資した。特に米国事業については、国内市場の縮小が見込まれるなかで重要な新市場と位置付けており、マーケティング・商品企画・物流システム開発に投資を行っていることから、経費が先行している。

これらの結果、売上面はサプリメント類の販売が低調に推移したほか、ECモールの競合店増加に伴う競争激化等の要因により、売上高105億7400万円(前年同期比12.5%減)となった。利益面は、原材料費・配送費などのコストプッシュ要因や米国市場への先行投資に伴う経費負担により、セグメント利益2億6600万円(同29.1%減)となっている。
 
ロジスティクス事業は、袋井センター・掛川センターの安定稼働と、名古屋センターの顧客開拓営業に注力。売上高は9億2700万円(同1.3%増)だった。利益面は、人件費・光熱費等のコストプッシュ要因により、セグメント利益1億8900万円(同0.6%減)となっている。
 
〈今後の見通し〉
2026年7月期の連結業績見通しは、売上高119億8300万円、営業利益5億3300万円、経常利益5億2900万円、当期純利益3億5600万円を見込んでいる。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250824546386.pdf