ベースフード、2026年2月期1Q決算を発表 自社ECでは過去最高の四半期売上となるなどし増収、利益面も赤字縮小
ベースフード株式会社は、2026年2月期第1四半期の業績(2025年3月1日~2025年5月31日)を発表した。
【経営成績(累計)】
売上高 :39億4500万円(前年同期比 7.7%増)
営業利益 :マイナス7900万円(前年同期 マイナス4億3700万円)
経常利益 :マイナス8000万円( 同 マイナス4億3600万円)
四半期純利益:マイナス9900万円( 同 マイナス4億4000万円)
自社ECは、新商品発売に合わせて新規獲得を強化しながらも、サービス・機能面の改善により解約率は4.2%と過去最低水準を維持。顧客単価の上昇も伴い、売上高は前年同期比14.3%増の26億2900万円で、過去最高の四半期売上となった。サブスクリプション会員数は前四半期と比べて1.5万人増の23.2万人となっている。
卸販売においては、主要な販売チャネルであるコンビニエンスストアでの売上が苦戦し、売上高は10億492万円(前年同期比6.4%減)。一方で、スーパーマーケットやドラッグストアにおいては新規展開が進み、新たな顧客接点が拡大した。
このほか他社ECは、「BASE YAKISOBA」シリーズが好調に推移し、売上高2億4866万円(同10.2%増)となっている。
海外事業は、当面はリソースをアジア圏に集中する方針を明確にし、新たに韓国でも事業を開始。認知拡大のため、香港卸チャネルの展開に注力した結果、チャネル間の単価差により売上高は一時的に減少したものの、販売袋数は前年同期比で増加しており、顧客基盤は着実に拡大している。
これらの結果、海外事業全体の売上高は5456万円(同3.1%減)となった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250715514592.pdf