BASE、2025年12月期1Q決算は増収増益 経常利益は前年同期比94.7%増と約2倍に急伸

BASE株式会社は、2025年12月期第1四半期の連結業績(2025年1月1日~2025年3月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :45億7100万円(前年同期比 27.3%増)
営業利益  :3億8900万円( 同 89.1%増)
経常利益  :4億1200万円( 同 94.7%増)
四半期純利益:3億2200万円( 同 51.2%増)
 
同四半期連結会計期間のBASE事業の流通総額は、月間売店数及び1ショップあたり月間平均GMVがともに増加し、前年同四半期比で想定通りに推移した。この結果、同事業の売上高は24億5200万円(前年同期比15.7%増)、セグメント利益は3億2800万円(同88.2%増)となった。なお、同事業の収益性の向上を目的として、2025年7月1日より、購入者向けショッピングサービス「Pay ID」のショッピングアプリの有料化を予定しており、同四半期は有料化に向けたプロダクト開発及びマーケティング施策の企画等を行った。
 
PAY.JP事業の流通総額は前年同四半期比でおおむね想定通りに増加。手数料率の高い料金プランの流通総額構成比が増加したため、テイクレート及び売上総利益率も改善した。
 
資金調達サービスを提供するYELL BANK事業も想定通りに成長。このほか、日本のEC運営者による世界中のローカルな販売網へのアクセスを容易にする越境ECサービスを提供するwant.jp事業は、売上高3億2000万円、セグメント損失400万円となった。同事業においてBASE事業と共同で進めている、「BASE」のショップを対象とした越境EC機能の開発は、引き続き想定通りに進捗している。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250508534258.pdf