かっこ、2025年12月期1Q決算を発表 前年同期比14.0%の増収で赤字幅も縮小

かっこ株式会社は、2025年12月期第1四半期の業績(2025年1月1日~2025年3月31日)を発表した。
 
【経営成績(累計)】
売上高    :1億9000万円(前年同期比 14.0%増)
営業利益   :マイナス3200万円(前年同期 マイナス7700万円)
経常利益   :マイナス3200万円( 同 マイナス7700万円)
四半期純利益 :マイナス3200万円( 同 マイナス7700万円)
 
同社は、セキュリティ・ペイメント・データサイエンスの技術とノウハウをもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供することで、企業の課題解決やチャレンジを支援する「SaaS型アルゴリズム提供事業」を展開。
 
不正検知サービスにおいては、従来の「O-PLUX」や「O-MOTION」など単体プロダクトの販売戦略から、ECや金融市場などのドメインごとに最適化された不正対策ソリューションの提供へと戦略を転換した。不正注文検知と不正ログイン検知のプロダクトを組み合わせた包括的な不正対策ソリューションの提供を強化し、主にEC領域や金融領域の市場ニーズに対応している。
 
また、導入時の負担軽減を目的に、ECパッケージやショッピングカート事業者とのシステム連携を拡大するとともに、小規模事業者向けには「不正チェッカー」などリーズナブルな価格帯のサービスの提供も推進している。

この結果、同四半期累計期間の不正検知サービスのストック収益額(定額課金である月額料金と審査件数に応じた従量課金である審査料金の合計額)は1億5101万円(前年同期比25.7%増)となった。
 
決済コンサルティングサービスにおいては、システム開発保守案件の受注獲得に努め、また、データサイエンスサービスにおいては、データ分析案件の受注獲得に努めた。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250513545604.pdf