ハーバー研究所、2025年3月期決算を発表 減収ながら利益面は黒字浮上

株式会社ハーバー研究所は、2025年3月期通期の連結業績(2024年4月1日~2025年3月31日)を発表した。
 
【連結経営成績】
売上高  :120億6100万円(前期比 2.1%減)
営業利益 :5億8900万円(前期 マイナス1億8700万円)
経常利益 :6億800万円( 同 マイナス1億9100万円)
当期純利益:5億7600万円( 同 マイナス21億1800万円)
 
販売ルート別の業績を見ると、百貨店向卸売はインバウンド需要を背景に、売上が対前期比で増加したものの、通信販売(EC含む)は、生活防衛意識の高まりの影響で対前期比で減少した。その他卸売(海外輸出含む)も、一部の出荷先セルフ店の閉鎖や中国向け輸出の減少により、売上が対前期比で減少となっている。
 
販売ルート別売上高は、通信販売(EC含む)が70億4627万円(前期比3.9%減)で全体の売上に対する構成比は58.4%。このほか、百貨店向卸売は17億7668万円(同16.6%増)、その他卸売が26億2924万円(同6.0%減)、直営店は6億948万円(同8.9%減)となった。
 
〈今後の見通し〉
2026年3月期は、売上高125億5000万円、営業利益5億円、経常利益4億9000万円、当期純利益4億8000万円を見込んでいる。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250501528660.pdf