新日本製薬、2025年9月期2Q決算を発表 経常利益は前年同期比21.9%増

新日本製薬株式会社は、2025年9月期第2四半期の連結業績(2024年10月1日~2025年3月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高  :202億8200万円(前年同期比 3.2%増)
営業利益 :25億3300万円( 同 22.0%増)
経常利益 :25億4000万円( 同 21.9%増)
中間純利益:9億3500万円( 同 33.3%減)
 
通信販売において、化粧品分野の「PERFECTONE」では、ミドル世代に向けた新商品投入・新規施策の展開による新規顧客の開拓が進展したことで、EC売上高が成長した。一方で、つめかえ用商品の販売拡大による売上単価減少や投資効率を踏まえた広告投資の抑制等を背景に、ブランド売上高は減収となっている。

また、「PERFECT ONE FOCUS」では、主力商品のクレンジングバームや期間限定商品を中心に、EC売上高が伸長した。ヘルスケア分野では、「Fun and Health」の主力商品である機能性表示食品「Wの健康青汁」の定期購入が高い継続率で推移したことでブランド収益基盤を構築したほか、「Slimore Coffee」の好調な新規顧客獲得が継続したことで、大きく増収となった。また、「Wellness Food」では、原材料価格の上昇と為替変動に伴う原価高騰に対して一時的に広告宣伝費を抑制した。
 
海外販売においては、米国でのテスト販売エリアを拡大し、エリア別のラーニング蓄積を進めるとともに、そこで得た知見を活用し、商品・エリア特性・顧客ターゲット層・広告手法ごとの複数の視点から網羅的なテストマーケティングを進め、最適な投資拡大タイミングの見定めを継続している。また、アジアでは台湾でのECテスト販売を継続し、その他複数国での越境ECを中心とした戦略の構築を推進した。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120250513545266.pdf