セーラー広告、2024年3月期2Q決算を発表 前年同期比4.0%の増収も赤字は拡大
セーラー広告株式会社は、2024年3月期第2四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年9月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
総売上高 :32億1000万円(前年同期比 4.0%増)
収益 :8億7300万円( 同 0.1%増)
営業利益 :マイナス1億700万円(前年同期 マイナス5800万円)
経常利益 :マイナス9600万円( 同 マイナス4900万円)
四半期純利益:マイナス7700万円( 同 マイナス3900万円)
第3四半期(2023年7~9月)は、女性フォーラムや夏季休暇に合わせたイベントの受注があったほか、2023年7月に事業を譲り受け、8月に再開した徳島県および香川県の物産販売店舗『徳島・香川トモニ市場~ふるさと物産館~』については再開前の販売実績と同水準の販売実績を確保した。これらの結果、同社グループの同四半期総売上高は、32億1000万円(前年同期比104.0%)で、外出機会の増加による旅行や催事に関連したプロモーション活動の回復から増収となった。
収益面は、利益率向上を意識した営業活動を徹底したものの、催事関係の利益率が伸び悩み、収益は8億7300万円(同100.1%)、売上総利益は6億5200万円(同100.6%)と前年と同水準で、売上総利益率についても0.7ポイントの低下となった。
また、提案活動の活発化に伴い東京で開催された展示会への出展費用など営業活動費用が増加したほか、徳島・香川トモニ市場の再開に向けた初期費用に加えて、新規事業における販売商品に関するプロモーション費用などを計上したことから、販売費及び一般管理費が7億5900万円(同107.4%)となり、第3四半期および第4四半期に収益が偏重する事業特性も重なって、営業損失は1億700万円(前年同期は5800万円の損失)、経常損失は9600万円(同4900万円の損失)、四半期純損失は7700万円(同3900万円の損失)となっている。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120231107581497.pdf