ファーマフーズ、2023年7月期決算は増収増益 純利益は前期の赤字から黒字に浮上
株式会社ファーマフーズは、2023年7月期通期の連結業績(2022年8月1日~2023年7月31日)を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :685億7200万円(前期比 13.9%増)
営業利益 :36億1000万円( 同 234.1%増)
経常利益 :35億4000万円( 同 179.9%増)
当期純利益:30億8100万円(前期 マイナス3億7400万円)
BtoC事業においては、顧客獲得効率指標のCPO及び収益性指標のLTVを重視しながら、新製品への広告宣伝投資を積極的に行った。同時に、広告宣伝費の適正化を図る取り組みも強化し、2023年7月末時点のグループ全体の定期顧客件数は、941628件(前期1001356件)となっている。
同事業内での分野別に見ると、「医薬品・医薬部外品」の売上高は前期比7.6%増の342億7500万円。主力の「ニューモ育毛剤」の新規獲得及び定期継続率の水準が安定的に推移し、グループ全体の売上及び利益に寄与している。また、薬用ホワイトニングジェル「DRcula(キュラ)」や明治薬品株式会社の「ラクトロン錠」は、特にWEB広告で受注が増加し、定期顧客件数の増加につながった。「サプリメント」の売上高は、前期比0.9%減の112億1200万円。
「シボラナイトGOLD」をはじめとした、明治薬品株式会社の機能性表示食品の売上が寄与した。「化粧品」の売上高は、前期比76.5%増の121億6700万円。「ニューモ」ブランドのまつ毛美容液「WMOA」を主力製品として引続き育成し、2023年7月31日時点での累計出荷本数は220万本となった。また、株式会社フューチャーラボの「珠肌ランシェル」及び「ヘアボーテ ボタニカルカラークリームシャンプー」が前期比での増収に貢献した。
これらの結果、BtoC事業の同連結会計年度の売上高は597億8800万円(前期比15.2%増)と増収。広告費の適正化を図り、広告宣伝費は386億6600万円(前期は356億800万円)を計上し、セグメント利益は37億4600万円(同486.9%増)となっている。
このほか、バイオメディカル事業は売上高3億4300万円(前期比55.8%増)、セグメント損失2億7800万円(前期は2億3100万円の損失)で、BtoB事業は売上高84億1800万円(前期比4.2%増)、セグメント利益13億100万円(同21.6%減)だった。
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230911552746.pdf