ジェイフロンティア株式会社、2023年5月期決算は増収減益 売上は好調も赤字に転落

ジェイフロンティア株式会社は、2023年5月期通期の連結業績(2022年6月1日~2023年5月31日)を発表した。
 
【連結経営成績(累計)】
売上高   :168億4400万円(前期比 41.8%増)
営業利益  :マイナス18億1600万円(前期 7億3100万円)
経常利益  :マイナス18億4100万円( 同 7億1100万円)
当期純利益 :マイナス18億9900万円( 同 4億円)
 
メディカルケアセールス事業の医薬品のD2C(EC・通販)では、第1類医薬品や生漢煎®防風通聖散等の第2類医薬品における売上が好調に推移。同事業のオンライン診療・オンライン服薬指導・医薬品の宅配をワンストップで提供するプラットフォーム「SOKUYAKU」も、アプリ会員数が好調に増加し、併せて提携病院数・薬局数も増加した。同プラットフォームではさらに、処方薬の当日宅配地域の拡充など、ユーザーの利便性を向上させるとともに、アプリ会員数の獲得のために地上波テレビコマーシャルをはじめとする戦略的な広告施策を推進した。
 
また、医療業界に特化した人材紹介「SOKUYAKU キャリア」といった新サービスや、株式会社エアトリプレミアム倶楽部との業務提携といった他社との新たな取り組みも開始。これらの結果、セグメント売上高は76億7546万円(前期比53.9%増)、セグメント損失は10億9873万円(前期はセグメント利益3億3878万円)となった。
 
ヘルスケアセールス事業では、化粧品等のD2Cブランドを運営する株式会社ECスタジオの連結子会社化により、化粧品という新たな商品カテゴリを獲得し、消費者の心身両面における健康状態の維持、健康期間の長期化に向けた商品ラインナップの拡充・育成を図った。この結果、セグメント売上高は41億1078万円(同35.1%増)、セグメント損失は2847万円(前期は7億7943万円)だった。
 
ヘルスケアマーケティング事業は、グループ全体での新規顧客の開拓営業及び既存顧客へのクロスセルに注力した結果、セグメント売上高は50億5832万円(同31.6%増)、セグメント利益は3926万円(同4.8%増)となっている。
 
 
■リリース
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230714522666.pdf