CCIがネット広告費の動向レポート公開 これからの広告指標では「ブランドリフト」が人気

株式会社CARTA HOLDINGSグループの株式会社CARTA COMMUNICATIONS(CCI)は、2022年下期インターネット広告市場動向およびこれからの広告指標についての調査結果を公開した。
 

 
広告主、広告会社、媒体社、メディア、プラットフォーマー、テクノロジー・ソリューションベンダー、メディアレップなどインターネット広告市場の関係者を対象にアンケートを実施し、130人から回答を得ている。調査時期は2022年12月5日~18日。あわせて運用型ディスプレイ広告出稿分析ツール「CCI 360 Programmatic Display Market Analytics」のデータを分析し、ネット広告キャンペーン費用の推移などをまとめた。
 
その結果、運用型ディスプレイ広告市場は、2019年以降にコロナ禍で市場が一時停滞したものの、じょじょに回復し上昇傾向にあることが判明した。一方で2022年下期のインターネット広告費は「大きく減少した」12.3%、「やや減少した」22.3%、「同程度」18.5%で、“横ばい~減少”との回答が半数を超えた。
 
これからの広告指標で「提供したい/求められている指標」としては、「ユーザー属性」36.2%以上に、「ブランドリフト」43.8%が多く、購買リフト・ROASにも数字が集まった。
 
 
■リリース
https://www.cci.co.jp/news/2023_02_09/1-205/