パチンコ業界向け広告代理事業のゲンダイエージェンシー(JASDAQ)、3月期第2四半期売上5.2%増
主にパチンコホールに向けた広告代理事業を手がけるゲンダイエージェンシー株式会社(JASDAQ)は、平成22年3月期第2四半期決算を発表した。
売上高は前年同期比5.2%増の104億6500万円、
営業利益は同1.2%減の12億6800万円、
経常利益は同0.3%増の12億6700万円、
四半期純利益は同1.3%増の6億3800万円となった。
広告事業においては、売上高は前年同期比105.2%増の95億4700万円、営業利益は同107.5%増の13億5000万円と増収増益となった。
媒体別では、主力の折込広告が前年同期比107%増の68億4200万円、販促物が同91.3%の16億1700万円、テレビなど含む媒体が同113.8%増の4億5300万円。
テレビCMの受注増などがあったとしている。
同社グループの主要顧客であるパチンコホール業界は、「1円パチンコ」に代表される低玉貸し営業の浸透や、業界大手法人を中心とする新規出店の再開等もあり、経営環境は安定して推移。
広告事業については、業界大手法人を中心とする新規出店のための告知需要や寝台入れ替えの活発化に伴う入れ替え告知需要が旺盛。
お盆前の新規出店案件が減ったこと、一部ホール企業での広告費の削減が影響したものの、前年同月比でほぼ横ばいとなった。