広告業の8月の売上高、前年同月比12.3%減 売上高の減少続く

経済産業省は8月の特定サービス産業動態統計調査(速報)を発表した。
8月の広告業の売上高合計は、前年同月比12.3%減の3409億3700万円。
過去一年間減少が続いている。

このうち、4マス媒体については前年同月比14.9%減の1445億100万円と、2桁減となった。


過去一年間の広告業売上高合計と、4マス媒体売上高合計

媒体別では、
新聞が前年同月比4.6%減の313億5900万円、
雑誌が、同27.0%減の90億3400万円、
テレビが、同16.6%減の988億4200万円、
ラジオが、同11.8%減の52億6600万円。
新聞を除き、いずれも2桁の大幅減。

その他メディアについては、
屋外広告が前年同期比11.1%減の41億円、
交通広告が、同19.1%の117億3000万円、
折込・ダイレクトメールが、同18.7%減の336億8900万円、
海外広告は、同108.7%増加の76億7000万円、
SP・PR・催事企画は、同5.4%減の566億6300万円、
インターネット広告は、同0.4%増の130億9400万円となった。