SEO、SEMなど手がけるフルスピード(東証)、平成21年7月期決算 最終利益87%減
SEOやSEM(検索連動型広告)などを手がける株式会社フルスピードは、平成21年7月期の決算を発表した。
連結経営成績は、売上高が対前年比40.3%増の132億4900万円、営業利益が同57.0%減の6億4200万円、経常利益が同58.7%減の6億1300万円、当期純利益が同87.4%の1億500万円となった。
同社はこれまで利益率の高いSEO事業で急成長してきたが、市場の成熟とともにWebコンサルティング事業やデータセンター事業、自社メディア事業なども展開。
売上は伸ばしつつも利益率が大幅に下がる事となった。
自社メディアを運営しているインターネットメディア事業では、第3四半期連結会計期間において株式会社フルスピードトラベルの株式をすべて売却、インターネットでの国内航空券の販売事業から撤退した。
一方で不景気を背景にアフィリエイト広告事業は大幅に伸長し、前年同期比133.5%増となった。