電通、平成21年度8月度単体売上高発表 役員報酬減額は継続に
株式会社電通は、平成21年8月度単体売上高を発表した。
全社売上高は前年同月比86.5%の979億3000万円となった。
媒体別では、新聞が前年同月比82.6%の80億2400万円、雑誌が同67.7%の31億2300万円、ラジオが同79.4%の15億1700万円、テレビが同73.3%の430億9500万円。
このほか、インタラクティブメディアは前年同月比105.6%の25億7600万円、OOHメディアは同81.7%の21億4400万円、クリエーティブは同93.4%の122億4700万円、マーケティング/プロモーションは同106.9%の133億7200万円。
マス4媒体ならびにOOHメディアで、前年同月を大幅に下回る状況が明らかになった。
また電通は同日、役員報酬の一部返上の継続を発表した。
電通では平成21年4月から同9月までの期間、取締役(社外取締役を除く)及び執行役員の月例報酬の一部を、役位に応じて5%から15%を返上してきた。
しかし依然として厳しい事業環境が続くとの判断から、自主返上の継続を決定したもの。期間は平成22年3月まで。