テレビ朝日HD、2022年2Q決算は利益倍増 前年低迷したスポット収入が反動増
株式会社テレビ朝日ホールディングスは、2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :1436億1800万円(前年同期比 21.7%増)
営業利益 :84億300万円( 同 262.6%増)
経常利益 :113億6800万円( 同 166.1%増)
四半期純利益 :76億7300万円( 同 170.4%増)
主軸であるテレビ放送事業においては、タイム収入が「東京オリンピック」「世界フィギュアスケート国別対抗戦2021」「全英オープンゴルフ」などの単発番組により、431億5300万円(前年同期比15.8%増)となった。スポット収入も、前年同期に低迷した東京地区の広告出稿量が反動増となったことなどから429億1800万円(同40.7%増)BS・CS収入は124億1500万円(同2.7%増)、番組販売収入は64億7700万円(同2.3%減)、その他収入は104億9万円(同10.7%増)となり、テレビ放送事業の売上高は1154億5500万円(同20.3%増)となり、営業利益も69億7300万円(同434.2%増)に達した。
この結果、全体の売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益も大幅増となっている。