セキ、2022年3月期1Q決算は増収で赤字幅縮小 アフターコロナを見据えた取り組みを強化

セキ株式会社は、2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高 :25億8400万円(前年同期比 7%増)
営業利益 :マイナス2400万円(前年 マイナス1億3100万円)
経常利益 :5500万円(前年 マイナス5800万円)
四半期純利益 :3800万円(前年 マイナス6800万円)

印刷関連事業においては、経済活動を支援する松山市や農林水産省からの受託事業の経験を活かした取り組みや、アフターコロナを見据えた営業活動への取り組みの強化などにより、売上高は19億4400万円(前年同四半期比8.2%増)を計上。洋紙・板紙販売関連事業の売上高は、印刷需要の回復による印刷事業者からの用紙受注の増加等により、前年同期比35.3%増の8200万円だった。
その他、新型コロナウイルス感染拡大による企業の広告出稿の抑制、各種イベントの延期などにより、出版・広告代理関連事業では売上高が前年同期比1.7%減となるなど厳しい事業環境は依然続くものの、グループ全体としては回復傾向となった。