広告付き値引きシール「うれしーる」、関西圏へ営業エリア拡大 年内に5000店舗と提携

スーパーなどの食品に貼られる「広告付き割引シール」サービスの株式会社プラスインパクトは26日、広告サービス「うれしーる」を、9月1日より関西一円で開始すると発表した。

「うれしーる」とは、スーパーに陳列されている商品(野菜や果物、パック商品等)に企業広告を掲載した値引きシールを貼付し、その値引き分(10~30円)をスポンサー企業が負担するというもの。
消費者はより安く商品を手に入れることができ、スーパーは値引き商品のラインアップ増加による集客・囲い込みが行え、スポンサー企業は主婦層をメインターゲットにした広告を打てる上に、イメージアップを図ることができる。

今年1月から首都圏を中心に運用を開始し、現在提携スーパーは1700店舗(チェーン店含む)を超える。
広告主として通販会社・ゲームソフト会社・食品メーカー・グルメ情報会社等が活用しているが、関西圏をターゲットにした広告依頼が増加したことなどから、今回の決定に至った。

同社は今後、スーパーだけでなく、コンビニなどその他小売店との提携を視野にいれ、年内には提携店舗5000店の獲得を目指す、としている。

また同社は、株式会社ナノ・メディアが運営する「節約」と「エコ」による生活者支援をコンセプトとした「iモード」「EZweb」「Yahoo!ケータイ」の公式モバイルサイト「3食400円節約レシピ」内のコンテンツとして、「うれし~る」の実施店舗を事前告知できるサービスの提供も開始した。