モバイルメディア開発のジェイマジック、拡張現実使いケータイでCM画像が合成される新サービス

モバイルやデジタルサイネージ関連サービスを展開するジェイマジック株式会社は6日、同社の画像認識プラットフォーム「SAYL2(セイルツー)」に、「拡張現実(Augmented Reality = AR)機能」を追加し、各種モバイルサービスやキャンペーン向けに提供を開始した。

「拡張現実」とは、現実の画像の上にバーチャルな物体や画像などを合成して表示する技術のことで、近年カメラケータイやPCのウェブカメラ向けでの活用が始まっている。
今回、「SAYL2」に追加した「拡張現実」機能は、オリンパス株式会社の画像認識技術「PBR(Point Based Recognition)」を利用して実現している。
この機能を利用することで、例えば、利用者がキャンペーン対象商品を手に持った写真を携帯電話で撮ってメールすると、キャンペーン商品の部分にテレビで流しているCM画像が合成された画像が瞬時に返送されてくるなど、これまでにはなかった新しい広告表現が可能となる。

ジェイマジックでは、本機能を利用した「拡張現実(AR)モバイルキャンペーン」や「拡張現実 (AR)モバイルサービス」を提供する。
価格は125万円から。発注から納品までの期間は、最短で3週間程度となる。