光村印刷、利益減が進み赤字に 2020年3Q決算

光村印刷株式会社は、2020年3月期第3四半期の業績(2019年4月1日~2019年12月31日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
収益    :137億8600万円(前年同期比 3.3%増)
営業利益  :マイナス1億4700万円(前年 1億1000万円)
税引前利益 :マイナス9900万円( 同 1億6700万円)
四半期利益 :マイナス1億5200万円( 同 1億4800万円)

営業部門においては、新たに連結子会社となった新村印刷株式会社とのシナジー効果を発揮させるため、包装・パッケージ分野の受注拡大を図るとともに、包装・パッケージおよび医療用添付文書の生産能力拡大に向けて準備。伸張分野である配送用ラベル伝票については、積極的に受注を行った。組織面では、グループの物流管理部門および商業印刷分野の生産管理部門の集約を行った。
しかし損益面で新村印刷株式会社の貢献がなく、印刷事業のセグメント損失が、前年同期の1000万円の損失から、9800万円の損失に膨らんだ。