電通PRの企業広報戦略研究所、「インターナルブランディング モデル」を開発

株式会社電通パブリックリレーションズの企業広報戦略研究所は、全国20~69歳のビジネスパーソン1000人を対象とした「インターナルブランディング調査」を実施し、その結果をもとに、「インターナルブランディングモデル」を開発した。
「インターナルブランディング」は、「組織内部で課題を共有化し、1つのビジョン(目標)に向かって、同じ意識で一体となって行動していくことにより、人々をひきつけるパワーを生み出し、組織の価値を高めること」でブランディングする、という考え方。2003年に電通パブリックリレーションズが商標登録している。
今回の調査は、企業と社員のエンゲージメントを深めるにはどのような要素が重要で、どうすればインターナルブランディングにつながるのかを分析。6割が自社に「貢献したい」一方、自社への「信頼」「愛着」「誇り」は過半数が欠如していることが明らかとなった。一方、高エンゲージメント層の7割以上が「自社の理念を意識して行動している」ことから、「インターナルブランディングモデル」は、エンゲージメントを強化するキードライバーが「理念」であり、それを下支えする要素として、「Working Condition」「Motivation」「Relation」の3つがある、という考え方を提唱している。